『やりたいことは、今すぐにやれ』

Saturday, February 16, 2013

ふたつの故郷



台湾で日本のこと、日本人のことを褒められると、すごくうれしい。

同じように、日本や世界のどこかで、台湾のことを褒められると、すごくうれしい。
自分のことのようにうれしい。

すでに台湾が故郷のようになっていることを、改めて実感する。

先日、角田光代さんの旅エッセイを読んだら、たぶん10年だか20年だか昔(はっきりはわからない)、恋人といっしょに、台湾の高雄、台東、緑島、花蓮などを旅したことが書かれていた。

ドタバタしたトラブルがたくさんあるのだけど、不思議とだれかが助けてくれる。
(これには、いまも大いに共感)
ワンタン専門店で、彼女の注文したワンタンが忘れられ、あとからやってきた人のとことに次々と運ばれていたとき、合い席していた若者たちが、いっせいにブーイングの声を上げてくれた。

彼女はこう記していた。

そのとき、私は確信に近く思ったのだった。この国の将来は安泰だ。いろんな問題が今もあるし、たいへんなことも多いのだろうけれど、この国の未来は明るい。何があってもだいじょうぶ。
 緑島でもそうだったけれど、この店でも私たち旅行者を助けてくれたのは若い人たちある。たかがワンタンだけれど、「順番が間違ってる!」と思わず声を出す若い人のこの正義感。彼らが担う未来は、安泰でないはずはない。この国に暮らすということが、なんだかとても羨ましく思えた。

角田さんのほかの国のエッセイもそうだったが、本質を突いていると思う。

ありがとう。褒めてくれて・・・。
自分のことのように誇らしい。

さて、高雄は、今日から旧暦1月15日の元宵節に合わせて、灯篭祭りが始まった。
台湾では、毎年、県が持ちまわりで、台湾最大の灯篭祭りをやっているが、今年は24日から新竹で始まる。これが、幻想的ですばらしいのだ。
あぁ。行きたい。
ソワソワして落ち着かない……。

<写真:台南で。「黒輪(おーれん)」とはおでんのこと。1個2元=6.3円。うわ。たしかに円安になってますね。ちょっと前は2元=5円ぐらいだったんですけど>