『やりたいことは、今すぐにやれ』

Sunday, July 21, 2013

福岡の美味しいもの


旅の愉しみのひとつは、なんといっても、美味しい食事。
できれば、その土地でしか味わえないものを食べたい。
先週、博多で最初に向かったのは、もつ鍋やさん。
今回は、「おおいし」という有名店だ。

モツ・・・つまり、ホルモン系は台湾にも、ほかの国にもあるが、私が好んで食べるのは、博多のもつ鍋だけだ。
柔らかくて、臭みがまったくない。醤油味、みそ味があるが、どちらも濃いめでスタミナがつきそう。いや、スタミナがつく。
博多のもつ鍋は、かつて炭鉱で働いていた韓国の人たちが作り始めたものだという。
そこには、深い歴史がある。

日本のおいしいものを、台湾で食べても、「んー。なんかちがう」と感じたり、またその逆(台湾のおいしいものを日本で食べても、どこかちがう)もありで、その土地の食文化は、その土地ならではの気候や空気感、水、素材、調味料、そして歴史など、さまざまな要素が組み合わさって、生み出されているんだろう。

翌日は、柳川にうなぎを食べに行く。
ところが、昼の2時近くだったというのに、どの店も2時間待ち。
遠くの老舗うなぎ屋さんにも行ってみたが、ここも2時間待ち。
お腹がグゥーっと鳴りそう。

「もう、お腹空いたから、ジョイフルでいいんじゃない?
 きっとなんでもおいしい。私、ジョイフルって大好き」

と、九州の人にしかわからない提案をすると、
東京から来た二人は、意味がわからず、
「もうなんでもいい!」。

しかし、案内役のSさんは、「きっとどこか空いている・・・」
と、あきらめず探す。
「うなぎを目指して2時間近くかけて柳川まで来て、ジョイフル(ファミレス)はなかろう?」
とでもいうように。

結局、柳川の中心部に戻ってきたら、ノーマークのお店にするりと入れた。
川下りの終点近く、ちょうどターンをする場所が目の前にあり、最高のロケーション。
「うなぎ屋本店」というベタな名前だが、とってもおすすめ。
Sさん、あきらめずに探してくれて、ありがとう!

うなぎは、日本国中も台湾も、どこでもあるが、柳川のせいろ蒸しは、やはり一味ちがう。
この場所、だから、この味。
お米がツヤツヤして美味しいのにも感動……。

朝ごはんの明太子定食も、たまらなく美味だった。
これも、ご飯のつややかさが関係しているのかも。

「また、ここに来たい」と思う土地は、食べ物がおいしく、「また、食べに来たい」であることが多い。
もちろん、それだけでもないんだけれど、「食」は、すごく大きい要素だ。

あぁ、博多が恋しい・・・。
博多の食と、街と、男と女と・・・